How to Perform a Tensile Test to ISO 37

加硫ゴムや熱可塑性ゴムの引張特性の測定

筆者:Meredith Bernstein

ISO 37は、加硫ゴムや熱可塑性ゴムの引張応力/ひずみ特性を測定するために、幅広い産業分野で使用されています。ASTM D412と似ているが同等ではなく、ほとんどの企業は、それぞれの所在地に応じて、どちらかの規格に沿って試験を行います。ISO 37は、原料製造、エラストマー技術開発、ゴム手袋などのゴム系消費者製品や医療用品の製造に携わる企業でよく利用されています。また、ISO 37はエネルギー分野や自動車分野、特にタイヤメーカーで非常によく使用されている規格です。このガイドでは、ISO 37の引張試験で必要な装置、ソフトウェア、サンプルの概要など、基本的な要素について説明します。ISO 37に沿った試験を計画している場合は、このガイドを規格全文に相当するとはみなさないでください。

ISO 37

測定の対象となるもの

ISO 37は、材料の引張強度破断伸び、与えられた伸びでの応力、および降伏点を決定します。降伏応力とひずみの測定は、一部の熱可塑性ゴムとその他の化合物にのみ適用されます。

材料試験システム

ISO 37の試験は万能試験機で行うことができます。システムの容量はエラストマーの強度によって異なりますが、この規格に対するほとんどの試験は1 kNから5 kNの容量範囲内のため、インストロンの34SC68SCなどのシングルコラム試験フレームに最適と言えます。ISO 37に準じた試験を行うエラストマーの多くは高伸度材料であり、高さ拡張型フレームが必要な場合があります。

ASTM D412に準じた試験の設定

ISO 37に準じた試験の設定

1. Instron 6800

2. Bluehill Universalダッシュボード(2490-696)

3. 2580シリーズロードセル

4. 5 kN空気圧式グリップ(2712-045)

5. 2603-080長伸度伸び計

 

 

 

試験片とグリップ

ISO 37には、ダンベル型とOリング型の2種類の試験片形状があり、最も一般的なのはダンベル型です。エラストマーは伸びの大きい材料であり、荷重をかけると著しく薄くなることが多いため、試験には空気圧式グリップ自己締め付けローラーグリップを使用することをお勧めします。空気圧式グリップは、試験片の厚みが薄くなっても試験中のクランプ圧を一定に保ちます。自己締め付けローラーグリップは、緩衝式のクランプ動作により、試験片の荷重が大きくなると保持力を増加させます。自己締め付けローラーグリップは、室温外温度での試験にも使用できます。O-リング試験片を試験する場合は、適切なO-リング用治具を代わりに使用する必要があります。

2712-045グリップ
5 kNモデル | 2712-045
2613-002
5 kNモデル | 2713-002

ソフトウェア

Bluehill Universalには、購入時にアプリケーションモジュールが無償で付属しています。各アプリケーションモジュールには、あらかじめ設定された試験メソッドと補助文書があります。エラストマーモジュールを選択した場合には、ISO 37を含むさまざまな規格に準拠した試験を支援します。ISO 37ダンベル型試験片とISO 37のOリング型試験片用の2種類のメソッドが含まれています。

ひずみ測定

接触式と非接触式の伸び計は、いずれもISO 37の精度要件を満たしています。インストロンのAVE2は、汎用性の高い非接触式ソリューションで、エラストマーの測定に最適な6 mm超長視野角レンズと一緒に購入することができます。AVE2は試験片に接触しないため、デリケートな試験片の測定に最適で、高伸度エラストマーの測定にも使用できます。

もう1つの優れたソリューションとして、インストロンのXL長伸度伸び計があります。これは、エラストマーのような非常に伸びやすい材料のひずみを測定するために、特別に設計されたものです。

ISO 37伸び計

便利なヒントとコツ

  • ISO 37に準じた試験を行うためのダンベル型試験片は、機械方向と交差方向の比較結果が必要な場合を除き、常に材料の方向に対して平行に切断する必要があります。この場合、各試験片の種類を同数ずつ試験する必要があります。
  • ISO 37では、伸び計を使用する場合、タイプ1、2、1Aのダンベル型試験片はクラスD、タイプ3、4のダンベル型試験片はクラスEを満たすことが求められています。この規格では、いくつかの異なるひずみ値での応力を示す必要があるため、ISO 37での試験には常に伸び計を使用することが強く推奨されています。クロスヘッド移動量に基づくひずみ測定は、試験片がゲージ長の外に伸長するため、精度が低下することがあります。

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